東京でバスに乗ったとき、整理券がないのでおどろいた。

それが今から25年前。

それから25年ぶりに埼玉でバスに乗った。

整理券があった。　乗り口は真ん中だ。。

久しぶりの整理券、運賃掲示板をみながら小銭を用意する。

なぜだろう。ドキドキする。

俺はちゃんとはらうことができるのだろうか。

「整理券は折らずにお持ちください」

あ、ポッケに入れた整理券が三つに折れてる。

あわてて、のばす、まっすぐに整える。

折っちゃいけないってことは、どこかに差し込むのか？

ま、前の人のみてようっと。

お、前の人は両替してる。。



俺は190円。　

200円もってるけど。。　

両替すんのかな。。



「あの、190円なんですけど、200円いれていいですか？」

「はい、どうぞ」と運転手。

整理券と一緒に200円放り込む。

たたずむ俺。


あれ、、あれ、、おつりはでないんですか？？？


「あ、おつりでないんで、両替してください、、あ、いいです、いいです、おつりだしますから。」

といって、運転手さん10円返してくれた。

だって、入れていいって言ったじゃん。。。


もたもたしてる俺を、うしろのおばさんがにらむ。。。


背筋をピンと伸ばしてバスを降りる俺、

ちょー気まずうぃっしゅ！

あーーーーー、社会勉強足りんのう。


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