2006-11-19 Sun
12日に行われたKGC Vol.2でメインで使ったギターがこれ。 YAMAHA LL-53Dだ。 これは1990年12月21日リリースのTMNのシングルDREAMS OF CHRISTMAS のレコーディングで使ったのが初めてだった。 スタジオで曲を作ってすぐにRECしたのだが、同時進行で詩を書いて歌のパートを決めていた。 ふと見るとなんと僕の歌のパートがある。???単なるギター弾きである僕をまるでメンバーかのように迎え入れてくれた小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登の3人。 いまでも、身に余る扱い方をしてもらった恩は返しきれていない。 でも、来年少しづつ返すチャンスが訪れた。 TM NETWORK SPIN OFFだ。 しっかりと演奏して恩返し続行だ。 このギターはいま主流のエレアコではない。 純粋なアコースティックギターなのであまりライブでは使う機会がなかったが、KGCで使わない手はない。 さらにこのギターは伝説にもなっているテリー中本氏の直筆サイン入り! ようするにテリーさんがヤマハを退社する前にビルドアップしていたギターということだ。 これだけでも十分にレアなものなのだ。 もちろん僕のソロアルバムでも、Goodtimes Badtimesなどで切れのいい音を聞かせてくれている。 貝の装飾がとてもきれいなこのギター。 すぐに浦和レッズのステッカーを貼ってしまう僕には不似合いだが、これからも大事に弾き続けていく一本なのだ。そしてこのギター僕の手元に来て16年 今日で16歳になる娘と同い年だ。 娘はいずれいなくなるがこのギターは嫁がせないようにしておこう。
| 葛城哲哉 | 00:00 | comments (x) | trackback (x) | |